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南洲翁塾塾長がブログを開設しました☆

このたび教育・学習サービスの南洲翁塾がブログを開設することになりました。

 

日々の指導を通じて感じたことや、ご家庭の気になる点、生徒さんに役に立ちそうな内容をまとめたいと思います。

 

よろしくお願いします。 

 

南洲翁塾塾長 髙森 拝


最新記事(9月15日)

おじゃったもんせー、南洲翁塾です。皆さまいかがおすごしでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

本日は最近読んでいる本について、少しおもしろい記載があったのでご紹介したいと思います。以下はDan Brown著作の「the DaVinci Code」からの一節です。(英語が嫌いな方向けに大意を記載しておきます)

 

 

 

 

 

 

 

he explained that the number PHI was derived from the Fibonacci sequence - a progression famous not only because the sum of adjacent terms equalled the next term, but because the quotinents of adjacent terms possessed the astonishing property of approaching the number 1.618 - PHI!

 

 

 

彼は黄金比がフィボナッチ数列から導き出されることを説明した。その数列は、隣り合うふたつの項の和が次の項の値に等しいことで名高いが隣り合うふたつの項の比がある数へとちかづいていくという性質も持っている。黄金比ー約1.618だ。

 

 

 

 

 

 

 

 この作品は象徴学者であるハーバード大学教授の主人公Robert Langtonが、様々な事件に巻き込まれていくというシャーロックホームズの様なシリーズものの一つなのですが、映画化もされております。

 

 

 

 

 

 

 

 作者は数学者の父と宗教音楽家の母をもち、その幅広い教養を背景とした重厚なサスペンスがこのシリーズの売りとなっています。

 

 

 

 

 

 

 

 フィボナッチ数列とは、0, 1, 1, 2, 3, 5, 8, 13, 21, 、、と続いていく無限に数列で中学受験経験者にはおなじみのものとなっています。

 

 

 

 

 

 

 

 このフィボナッチ数列から導き出される数値を黄金比(1:約1.618)といい、これらの数字は巻き貝の螺旋形の拡大比率やミツバチの雄雌比など、自然界のいたるところで見られます。

 

 

 

 

 

 

 

(また、最近では漫画でもジョジョの奇妙な冒険第七部でこの無限の回転をテーマとしたスタンド「タスクAct4」を主人公が使いこなし、本作の逃げ続けるラスボスを無限に追い詰め、シリーズをフィニッシュしておりました。)

 

 

 

 

 

 

 

 古代学者は、この拡大が無限に続いていく様を見て、自然の神秘を感じ、これをThe Divine Proportion(神聖比率)といい崇めました。本作ではこのフィボナッチ数列がルーブル美術館で殺された被害者のダイイングメッセージを説く鍵となっております。

 

 

 

 

 

 

 

 本作は、バチカンの歴史やレオナルドダビンチなど西洋歴史に詳しい方にもおススメの一品です。

 

 

 

 

 

 

 

 英語で書かれている原作はさすがにテンポがよくおもしろさも倍増ですが、概要だけでも楽しみたいという方は、映画も出ているのでおススメです。映画は映像が美しく、色々省略割愛しておりましたが、それはそれで楽しめる逸品でした。

 

 

 

 

 

 

 

 西洋史や数学を絡めた作品を見たい方はダビンチコードを!

 

 

 

 黄金比を利用した無限の回転のように目標に照準を定めた推進力のある学習を進めたい方は南洲翁塾へどうぞ☆彡