南洲翁塾の指導理念

南洲王塾の指導理念は以下の三点に集約されます。

 

1.剣禅一如(けんぜんいちにょ)

剣禅一如(けんぜんいちにょ)とは、「剣の道は禅の道に通ずる。(技術的な研鑽が精神面の向上に至る)」というほどの意味です。

南洲翁塾では、受験勉強において、合格という結果にこだわる一方で、勉強自体は人格形成の手段だとも考えております。

生徒さんの日々の努力が、生徒さんの精神的な成長につながるように指導していきたいと思います。

 

2.天衣無縫(てんいむほう)

天衣無縫(てんいむほう)とは、「天人、天女の衣は縫い目がなく、自然かつ完全である」という意味です。

学習で重要なのは、基本事項がしっかり修得できていること、です。基本がしっかりできていれば、おのずから応用はできます。

南洲翁塾では、抜け漏れが発生しやすい初期の段階で、盤石の基礎を構築してもらい、将来的な応用の学習につなげてもらいます。

 

3.守破離(しゅはり)

巷にあふれる受験ビジネスでは、生徒の依存心を刺激し、彼らが提供するサービスの販売につなげようとするものが多いように感じます。

南洲翁塾では、それらとは真逆に生徒さんの自立した人格の構築を目指します。

指導においては、

1.守(しゅ)の段階

 師の言うことを徹底して守り、真似し、適正のやり方を学ぶ

2.破(は)の段階

 師の言うことを使って、応用してみて、自身のやり方を構築する。

3.離(り)の段階

 構築した自身のやり方で学習をすすめていく。

という3段階を意識して指導します。

 

基本的には3、4年ほどである程度、情報の捉え方、学習の進め方についてなじんでくると思われます。